焦る「親心」に付け込む結婚相手紹介サービス業者に注意
2017年11月21日、メールマガジンに掲載された情報です。
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内容
自宅に「結婚適齢期のお子さんはいませんか」と結婚相手紹介サービス業者から電話があり、訪問を了承した。「息子さんの収入は関係ない。来年までに結婚できるようにする」と説明され、業者が提供する親の会の入会金5万円を支払った。しかし、何度催促しても相手を紹介してもらえない。説明と違うので解約したい。(70歳代 女性)
ひとこと助言
- 親に対して電話や家庭への訪問を行い、親心に付け込んで契約をさせる結婚相手紹介サービス業者とトラブルになるケースがあります。中には「子の未婚は親の責任」と不安をあおり、契約を迫るケースもみられます。
- 子どもを心配する親心に付け込み、「絶対結婚できる」などと断言するような業者には十分注意しましょう。
- 結婚について子どもと十分に話し合うことが大切です。その上で、複数の業者を比較検討し、サービスの内容等を契約書等で確認しましょう。
- 一定の要件を満たせばクーリング・オフや中途解約が出来る場合があります。疑問や不安を感じたら、お住まいの自治体の消費生活センター等にご相談ください(消費者ホットライン188)。
本情報は、国民生活センターの公表情報をもとに編集・発行しています。
<詳細>
子の未婚は親の責任?−結婚相手紹介サービスの、親への訪問や電話勧誘にご注意ください−
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