賃貸住宅の原状回復トラブル
借り主が賃貸住宅を退去する際に、ハウスクリーニングやクロス張替え等の原状回復費用として敷金が返金されない、敷金を上回る金額を請求されたという相談が寄せられています。
PIO-NETに登録された相談件数の推移
年度 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 |
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相談件数※ | 13,364 | 14,111 | 12,856 | 1,662(前年同期 1,535) |
相談件数は2023年5月31日現在(消費生活センター等からの経由相談は含まれていません)
- ※ここでは「借家」「賃貸アパート」「賃貸マンション」「間借り」などを「賃貸住宅」としています。
- ※2023年2月24日から集計方法を変更しました。
最近の事例
- 賃貸マンションの入居時にルームクリーニング代を支払った際、「退去時のルームクリーニング代は不要」と言われたにもかかわらず、退去時に請求され納得できない。
- 賃貸アパートを退去後、原状回復費用の清算書が届いた。入居時から傷ついていた床等の原状回復も求められ納得いかない。
- 10年以上住んだ賃貸アパートを退去したらクロスの張替えなど高額な原状回復費を請求された。全額支払う必要があるのか。
- 6カ月居住した賃貸アパートを退去した。玄関の壁紙のわずかな傷で全面の張替え費用を請求され不満だ。
- 管理会社の了解を得て賃貸マンションの光回線工事をしたが、退去時に、工事は許可していないと言われ、原状回復費用を請求された。
- ※「最近の事例」は、相談者の申し出内容をもとにまとめたものです。